「とむ【副業物販チャンネル】」(登録者数 1.14万)よりご紹介します。
副業をやっている方で「個人事業主の開業届」を出すタイミングがよくわからないという方もいらっしゃると思います。
今回は、開業届を出すメリットはあるのかどうか、そのタイミングなどについて紹介します。
「副業やってるけどまだ開業届出してない」「個人事業主の開業してしまったら会社にばれてしまうのが怖い」という方にぜひ見ていただきたい内容です。
副業するなら開業届は出しておくべき
副業をやっていて開業届をまだ出していないという方も結構いるそうですが、結論からというと「本気で副業するなら、すぐにでも開業届は出しておくべき」と言います。
「そもそも副業で開業届を出す必要があるのか?」というと、法律では『個人が新たな事業を開始するにあたり、本業・副業問わず、税務署に提出しなければならない』とされています。
すでに副業を始めていて、まだ開業届を出していない場合はどうすればいいんですか?開業届を出す期限はあるんでしょうか?
法律では「開業の事実から1ヶ月以内に提出しなければならない」と定められているの。開業届の提出が遅れると「青色申告ができない」可能性もあるわ。
「提出日は遡れない」けど、「開業日は過去の日付でもOK」だし、1ヶ月以上経ってから提出しても罰則はないから、できるだけ早く出しておいたほうがいいわね。
確定申告しなくてもバレない!?
開業届を出す=確定申告の義務がある、ということになります。
確定申告の義務があると分かっていても「税金はできるだけ安くしたい(できれば払いたくない)」「確定申告難しそうだし」って気持ちもめちゃくちゃ分かります!
しかし、「お金の流れは、すべて税務署に筒抜け」で、後々税務署にバレて本来支払うべき税金の何倍も追加徴税された!というケースもあるそうなので申告忘れのないようにしたいですね。
税務調査って「マルサ」ですよね!あれって大企業の脱税とかが対象じゃないんですか。
メルカリの副業くらいなら税務署の調査なんて入らないでしょ。
メルカリだからといって、税務調査が入らないと甘く見ていると痛い目をみるわよ!メルカリで副業やってるのに確定申告してなくて捕まったって事例もあるの。
不用品の出品程度ならまだしも、高額商品の出品や副業としてやっている場合は申告が必要なことを忘れないで。
年間20万円以下の所得は申告不要?
「年間20万円以下の所得であれば確定申告はしなくてもいい」という話もよく聞きますよね。
基本的には「所得税の確定申告は不要」ですが、「住民税の申告は必要」だと言います。
年間20万円以下の所得であれば確定申告しなくてもいいというのは、あくまでも「所得税」のことよ。
20万円以下でも、利益が出た時点で「住民税の確定申告」は絶対しなくてはいけないの。
〇「所得税」・・・国に納める「国税」で、所得のあった年に対して課税
〇「住民税(市民税・県民税)」・・・住んでいる県や市区町村に納める「地方税」で、所得のあった年の翌年度に課税
それぞれの違いをしっかり理解しておきなさい。
動画では、詳しくは解説されていますので、興味のある方は動画を見てみてください。
実はメリットが多い!
確定申告はめんどくさいというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、それだけのメリットもあるようです。
例えば、確定申告をするための帳簿付けによって経営状態が可視化できたり、利益がどのくらい上がっているのか、来年の経費はどのくらいにするかという計画が立てられるようになると言います。
また、確定申告をする際に「青色申告」をしている場合は「白色申告」よりもメリットが大きいそうです。
動画では「青色申告をする際の注意点」なども詳しく紹介されていますので、気になる方はぜひ動画をチェックしてみてください。
青色申告の3大メリット
- 「個人事業主」の場合は、30万円までを一括で経費にできる(減価償却しなくていい!)
- 家族への給与支払いが認められる(節税効果大!)
- 最大65万円の控除が受けられる!