「藤原誠【ゼロから月収100万円】」(登録者数 6,400名)よりご紹介します。
どんなに多くの方法を試しても売れない商品には共通の原因があります。それは、正しい「リサーチ」ができていないことです。リサーチがきちんとできていれば、戦略はそれほど必要なく商品は売れていきます。
今回の記事ではリサーチの具体的な方法ではなく、より重要な「選定基準」について詳しく解説していきます。
自分の価値観で仕入れしない
ビジネスは直感が全てだと思います。売れるぞ!と思ったものを仕入れるようにしています。あまり売れないけど。
あまり売れないなら、その選定基準見直したほうが良いわよ。皆があなたと同じ価値観を持っているわけではないの。
仕入れの選定基準という観点で言えば自分の価値観を一旦置いて、市場全体の需要やトレンドをしっかりとリサーチすることが大切です。つまり、今どんな商品が人気なのか、顧客がどんな商品を求めているのかといった点を徹底的に調べることです。
SNSを活用して流行している商品をチェックし、その情報をスマホのメモにまとめることをオススメします。日々トレンド情報をリサーチしていくと売れ筋商品が分かってきます。1日5分でも可能なので、ぜひチャレンジしてください。
最低基準の設定
薄利多売でも利益が取れるものは何でも扱うスタンスです。まずは数稽古かなと思っているんです。
確かに、販売量を増やせば経験値も上がってくるわ。でも、最低基準を設定していないと、あまり意味がない取引が増えてしまうわ。
最低基準には価格だけではなくライバルの数や、月間販売数や見込み利益などがあります。これらの基準を持たないと、売れ残りやキャッシュフローの停滞というリスクが増えます。
藤原さんの場合リサーチの段階で商品の見込み利益が1,000円以上で、月に20から25個の販売見込みがある商品だけを仕入れるようにしているそうです。商品1つあたり1,000円の利益があれば、価格競争が起こっても十分な余裕が確保できるからです。
中国輸入は薄利多売が基本ですが利益が200円や300円の商品を仕入れるのは、あまりオススメできません。100個売っても利益が2万円。それならバイトしたほうがマシです。
ライバルが多い商品は避ける
市場の需要を見極めていくと、とにかく人気商品や人気ジャンルに突っ込むのが良いと思っているんですが・・・。あまり人気のない商品を扱っても売れないですよね。
確かにそうなんだけど、ライバルが多いと表面上は売れ筋商品でも、自分はほとんど売れないということが生じるのよ。
メルカリの物販の世界では、出品者同士が決まった商品の需要を取り合う形態になりがちです。例えば、月に10個売れて1商品で1,000円の利益が出る商品があったとしましょう。簡単に計算すれば、その商品から1ヶ月で1万円の利益が得られると考えられます。
しかし、この計算はあくまで理論上のもの。実際にはその商品を取り扱っているライバルの数や、自分が市場に参入した際の影響も考慮しなければなりません。すでにライバルが5人いて月に10個の商品を取り合っている場合、平均して1人あたり2個しか売れないことになります。自分が参入すると売り上げはさらに分散され、2個すら売れない可能性が高まるわけです。
オリジナルの選定基準を作ろう
今回は商品を仕入れ・リサーチする際の選定基準を紹介してきました。ただ、利益が取れるかどうか、ランキングが高いかどうかが選定基準にならないことがおわかりいただけたのではないでしょうか。
試行錯誤を繰り返していくうちに、自分だけの実際の販売データを取得することができます。その確実なデータをもとに、絶対確実なリサーチ選定基準を作っていけば良いのです。
動画の中では、ターゲットを絞り専門店化する際の選定基準も具体的に公開されています。気になる方は、ぜひ動画をチェックしてみましょう。