おはようございます。
「エクセルに数字を入力したあと、不安で電卓を叩きたくなってしまう症候群」を患っている25歳昭和生まれwebライターです。
一月某日。達人よりとんでもない依頼が届きました。
これ、存在しないヴィトンのバッグなんだけど、いつものやっちまってるシリーズで取り上げてくれない?
ボロクソにダメ出ししちゃっていいから
「存在しないヴィトンのバッグ」?
このワードを聞いて、わたし、ワクワクが止まりませんでした。
存在しないバッグを取り扱って、ツッコミを入れていく作業なんて・・・。
ナメック星の最長老様に潜在能力を引き出してもらったときの孫悟飯を見ているくらいワクワクしています。
たしかに!
あれはワクワクしましたね〜!!
男子しかわからないワクワクの仕方はやめてくれる?
そんなこんなで、やっちまってるシリーズパート5にお付き合いください。
ルイ・ヴィトン モノグラム ヴェルニ・・・?スピーディ・・・?【規格外】
今日もとんでもないやつが来ているそうですね!
ええ
なんといっても存在しないバッグだからね
もはやコピー品とも言い切れないわ
さっそく、外観から確認していきましょう。
外観【ルイ・ヴィトン モノグラム 規格外】
さて、どこから手をつけていきましょうか?
なんせこの世に存在しないものですから本家との比較ができないわけですが「ヴィトンならこれはやらないだろ」みたいなところをチクチク突いていきましょう。
まず、この写真はバッグの両面から撮ってあるものです。
形はスピーディに似ていますが、スピーディは革をぐるっと一周使っているので、どちらかの面はロゴが逆さまになるんです。
でもこれはスピーディではないので向きもおかしいですね。
エセヴィトンを作るにしては勉強不足です。
また「ヴィトンはロゴを大切にしているから、LVのロゴが隠れない」というのも皆さん一度は聞いたことあると思います。
しかし、これは盛大に取っ手の留め具が被ってますね。
仮に大してロゴを大切にしていなくても、会社のロゴにこんな被せ方はしないでしょう。
走れメロスに出てくる王様くらい信じられません。
あのセリヌンティウスでさえ、さすがにブチギレます。
こちらの金具たちも本家とは異なりますね。
片方は潰れている(ぺちゃんこ)し、片方はぷっくりしすぎです。
こんなにぷっくりしてて許されるのは阿笠博士とドラえもんくらいなので、余裕で論外です。
本家はちょうどピッチャーマウンドくらいの膨らみと覚えておいてください。
今回もライターさんのツッコミが止まりませんよ達人!
これでいいのよ
やっちまってるやつらに罪はないけど、これで昇華させてあげるの
素材もビニールなのでシワシワです。
質感で言ったら運動部の中学生がよく使ってるエナメルバッグと同じくらいのレベルじゃないでしょうか。
これで騙せる人がいると考えるなんて、脳内お花畑ぽんぽこピヨピヨ丸です。
え・・・これほんとに・・・?
ちょっと、衝撃的すぎて言葉を失いました。
ここまでテンポよく突いてきましたが、完全にペースを乱されました。
エアバッグだったら3,4個は作動してしまうほどの衝撃です。
もしも筆者がおくりびとだった場合、必要な処置を施して丁重に儀式を進めていくでしょう。
衝撃が強すぎて、いよいよどこがやばいのかも触れられていません!
無理もないわよ
刻印がはっきりしてなさすぎるし、刻印の上にスティッチなんてありえない
というか、それ以前に質感がお話にならないわ
刻印も、本来は左右のどちらかのはずじゃ
内側【ルイ・ヴィトン モノグラム 規格外】
この内側も全てが雑ですね。
「はいはい、文字とロゴあればいいのね、どうぞ!」という感情が透けて見えます。
きっと、これを作った人もたいへんな労働環境だったのでしょう。
親分「おい!さっさとコピー品仕上げねえか!」
子分「すみません・・・でもまだぜんぜn・・・」
親分「うるせー!今日中になんとしても終わらせろ!刻印もしっかりつけてメッキも塗っておけ!余白という余白に、隙あらば刻印入れとけー!」
みたいな。
もう、宮沢賢治ですら軽く遠慮するくらいの注文数で。
そんなことを考えると、少しこのバッグにも愛着といか同情の余地もまあ、ない。同情の余地、ふつうにありませんでした。
どう考えてもぶっちぎりでやばいやつ確定ですね!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はやっちまってるシリーズでもかなりやっちまってる優等生でした。
語彙力がものを言うツッコミ勝負みたいな面もあり、なかなかの死闘ではありましたが今回もこれにて供養させていただきます。
ご声援、ありがとうございました。