「本せどりの巨匠 カネゴン」(登録者数2,510人)からの紹介です。
福島郡山での3つの店舗での仕入れの解説動画です。地方での攻め方を丁寧に解説してくれる動画です。
郡山のBOOKOFFの第一印象は「まわりに何もない!」
カメラがぐるっと回りを撮っていましたが、本当に広い場所にぽつんとたっているんです。
そのような立地なので、なかなか利益商品がとりにくいのではないかというイメージがありましたが、やり方次第でかなりの仕入れができるということがよくわかる動画です。
BOOKOFF PLUS郡山フェスタ店
ぐるりと見渡すと、まわりには何もない場所にぽつんと経っている店舗。お客さんはくるんでしょうか?
地方なのであまりとれないと思い、今日の目標を100冊としていましたが、なんとここで81冊も仕入れることができました。
雑誌類やネット出品中という札の付いた本が大量にあったので、それを避けて110円~220円の単C棚に集中した結果です。
ネット出品中の札が大量にある場合、その商品は市場のリサーチが十分にされた上での値付け。それを仕入れても薄利ですよね。
だから、避けるんです。
例として示していたのが2冊。どちらも単C棚からの仕入れです。
「あなたが部下から求められているシリアスな50のこと」・・・仕入れ価格 220円、Amazon実売価格 1,970円、利益 1,206円
「仕掛け学」・・・仕入れ価格 220円、Amazon実売価格 937円、利益 344円
ネット出品中ということは、さほど値が下げられていないということですね。ネットでリサーチした上での売れる値付けですから。
なんとか仕入れなきゃと思うと焦ってしまって、つい自分の得意ジャンルの棚に突進してしまいがちなので、注意しようっと!
BOOKOFF郡山安積店
この店舗では、なんと229冊。合わせて310冊くらいとなりました。
ここはフランチャイズ店で、直営とは違った売り方をしている場合があります。
こういう店では自分の得意ジャンルに直行するのではなく、まずはじっくりと見て回り、セールやところてんをやってないかどうか見てみるのがいいですね。
「ところてん」って、本のせどり用語で、「値下げ」って言ういみだよね。
こうしてみた結果、ファッション、ダイエット、料理の雑誌で、110円への大量のところてんを発見することができました。状態もかなりよかったとのこと。
例に出されていたのがこちら。どちらもマガジンハウスムックの「断捨離」などの実用書です。
仕入れ価格 220円、Amazon実売価格 917円、利益 319円
仕入れ価格 220円、Amazon実売価格 1,054円、利益 442円
ふたつともとても回転がよかったので仕入れています。
このような本が大量に見つかったため、229冊の大量仕入れとなりました。
セールやところてんをしっかり見てからリサーチしたのが大発見につながりましたね。
BOOKOFF 須賀川店
こちらもフランチャイズ店ということで、児童書、絵本に110円コーナーがあるなど、他店とは並び方やコーナーが独自になっていました。
こちらでは67冊。合計で377冊も仕入れることができました。
今回同行したのが主婦の方だったためあまり遅くまでは仕入れできなかったのですが、それでも最後の店舗で残された1時間で67冊も仕入れられたのは、とても効率がよかったですね。
粗利14万円!
今日の仕入れは、377冊、14~5万円の粗利になると思われます。東京や神奈川にも負けないほどの仕入れ冊数と粗利となりました。
ランキングがいいものが多かったのがよかったですね。
ところてんが200数十冊も見つけられたのは、得意ジャンルの棚に直行するのではなく、ところてんやセールがないかどうか見てまわったから。
一般的な陳列の仕方ではないところでは、全体をじっくりと見て値付けの傾向や特徴を判断してからじっくりリサーチするというのは、あらためて大事なことですね。ぜひ動画をご視聴ください。
ところてん大量発見のシーンはぜひお見逃しなく!