「まさ|電脳せどり攻略」(登録者数 1,260名)よりご紹介します。
多くのせどり発信者が、月商1億円達成や月利100万円達成といった実績を発信しているのを見かけると思います。しかし、これらの情報を鵜呑みにすると危険です。実際には、稼げていない人も多いのが現状だからです。
今回の動画では、せどりをしているのにお金が増えない人の原因と、その解決方法をご紹介します。
売上げはあるのに儲かっていない人
売上げがあるのに儲からないなんてあり得ますかね。詐欺ってことですか?
違うわ。ちゃんと売上げているのに、実は手元にお金が残らないということよ。
月商1億円を稼いでいても貧乏な人の仕組みについて考えてみたいと思います。仮に、1億円のコーラを1本仕入れて、同じ1億円で売ったとします。この場合、月商は1億円となります。一見、大きな数字に聞こえますが、利益はゼロです。
月利100万円を達成したが貧乏という例について考えてみましょう。商品の販売により、利益として100万円が確定した場合、これは事実上の利益です。しかし、売れ残りの在庫が300万円分あると、実際の収支は200万円の赤字。確かに、利益は100万円出ていますが、在庫のコストがそれ以上で、結果的に赤字です。
いわゆる黒字倒産じゃ。利益は上がっていてもお金が足りなくなることがあるから気をつけないと行けないんじゃよ。
お金を手元に残す秘訣
そうか~。せどりの場合は、在庫が残るから、売上げだけでは儲かっていると言えないのか。深いですね・・。
そう、在庫を考えつつ、いかに現金を手元に残すかの戦略が大事なのよ。
ある商品を1本1万円で10本仕入れたとします。合計で10万円の出費です。続いて、この商品を1本1万2,000円で5本売りました。つまり、売上は6万円。利益は1万円となります。しかし、問題はここからです。
10本仕入れたのに5本しか売れていないということは、5本の在庫が残っていることになります。実際に支払ったのは10万円ですが、売上は6万円。この状態だと4万円の赤字になりますね。
ここで、手元にお金を残す秘訣を「損切り」と呼びます。残った5本の商品を1本9,000円で販売することで、合計で4万5,000円を得ることができます。これを合計すると、10万5,000円の売上が得られ、最終的には5,000円の純利益を獲得できます。
「損切り」は儲けの鉄則
利益を追いかけていると、気づくと現金がなくなるかもしれないんですね。だから、利益上は損してもお金が残るようにすることなんですね。
そういうことよ!損切りは身近な所でも行われているわ。
夜のスーパーで半額のシールが貼られた商品や、在庫処分のセールなどは損切りの一例です。せどりを行う上で大切なのは、しっかりと在庫の状況を把握し、必要に応じて損切りを行うこと。この方法を取り入れることで、実際の貯金残高を増やすことができるのです。
せどりでしっかりと稼ぐための鉄則は「商品の支払い期限までに、たとえ値下げしてでも商品を売り切り現金化する」ということ。これは、せどりの基本原則とも言える重要なポイントですので必ず守ってください。
手元に残るお金が大事
ここまで、利益が出ているのにお金が残らない原因と解決策を紹介してきましたが、いかがでしたか。
利益が出ているというのはウソではないでしょう。しかし、在庫管理がうまく行っていないと、利益が出ていてもお金が足りなくなることがあるわけです。ですから、単にいくら利益が出たかとか、今日の成果はいくらかということよりも、実際に手元にどれだけのお金が残ったかが大切なのです。
せどり動画などで学ぶ際にも、こうしたポイントにフォーカスしていくと、確実に成果が上がっていくはずです。今回の動画では、具体的に計算しながら手元にどれくらいのお金を残せるかシミュレーションしています。
気になる方は、ぜひ動画をチェックしてみましょう。